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富山県のセレクトショップANTHEM(アンセム)のブログです。


by anthem076

"BEATS, RHYMES & LIFE"

こんにちは☆

雪の勢いが止まらないですね・・・

ゆっくり映画でも観て身も心も癒されたいものです!!

そんな本日は僕がいま最も観たい映画をご紹介します♪





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BEATS, RHYMES & LIFE"


『ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ~ア・トライブ・コールド・クエストの旅~』は、ヒップホップ史上最も革新的なアーティストの一組である、ア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)を追った、マイケル・ラパポートによるドキュメンタリー映画である。
 冒頭から繰り広げられる不穏な空気に、いきなりの絶句を余儀なくされるだろう。ATCQを語る上ではやむを得ない部分である。ジャングル・ブラザーズやデ・ラ・ソウル等と共にヒップホップに革命を起こし、一時代を築いた彼らのドキュメンタリーである本作としては実に妥当な幕開けを飾る。伝説のグループとまで言われる彼らがリリースした多くのクラシックとされる楽曲群や、彼ら、もしくは彼らを擁するクルー、ネイティブ・タンの持つポジティブなイメージとは逆に、ネガティブな要素を持つ解散劇に紐付けられるメンバー内の不和は、彼らのことを知るものなら多かれ少なかれ耳にしたことがあるはずだ。 しかし、その不仲やメンバーのファイフ・ドーグの持病のことなどは断片的に耳には入ってきていても、その裏側に隠された彼らそれぞれのキャラクターや、そこから生じる将来的なビジョンの違い、またグループ内における立ち位置やグループに対する熱量などのパーソナルな部分に関してはほとんど知る由もなかった。それはファイフの病状に関しても同様だ。

 メガホンを執ったマイケル・ラパポートはこれまで映画やTVドラマを主戦場としてきた俳優であり、彼自身がファンであると公言するATCQのことを赤裸々に描く本作が映画監督としての処女作となる。2008年、ATCQ解散から10年を経て行われた再結成ツアーに同行したラパポートは、その道中の様子を包み隠さずストレートに切り取っており、それは作中の多くを占めるラパポート自身によるメンバーそれぞれへのインタビューも同様だ。ファンとしては耳を傾けたくないような発言も多く、それでもなお、ラパポートはATCQの歴史に何が起こっていたのか執拗に掘り下げる。中でもサンフランシスコでのライブにおけるバックステージでのティップとファイフの衝突は、固唾を呑みながら見守ることしか出来ないだろう。真実を追い続けたその結果は――。ATCQのメンバーからかけられたストップや本作に対する批判、それとは裏腹に、世界最大規模の映画批評サイト『ロッテントマト』における高評価(91%の満足度はあまりにも驚異的だ)や様々な映画祭へのノミネート、受賞という部分からもおわかりいただけるであろう。真実を伝えることがドキュメンタリーの使命であり、本作はその使命を忠実にまっとうしている。先にも書いた通り本作はドキュメンタリーであり、当然ノンフィクションだ。彼らがどのように誕生し、どれだけの影響を与え、どのように解散し、またどのように復縁したのか。メンバー自身の口から、彼らと時代を共にしたデ・ラ・ソウルやジャングル・ブラザーズ、また彼らの影響を受けたファレルやカニエ・ウエスト、モス・デフ、コモン等アーティストたちの口からの発言により紐解かれている。その多くは今まで知ることの出来なかった史実であり、それらを知ることが出来るだけでも十分機能を果たしているし、それこそが本作が撮られた目的だろう。当時出演した番組の映像や、リユニオン後のツアーの様子など(「Summer Sonic 2010」で来日した際の様子も収められている)資料価値もある。同時に、伝説とも言えるグループ内で起きたヒューマンドラマとして、とても興味深い部分も併せ持つ。個人の集合体であるグループが持つドラマには、当然酸いも甘いも含まれるものだろう。自分たちをグループではなく“トライブ”と呼ぶ彼らのことだから、なおさらだ。



HIPHOP黄金期の90年代の音楽が好きな方は面白く無い訳がないですよね?!

残念ながら富山では上映はされていないのですが・・・

なんとかして観たいと思っております!!(笑)

以前SWAGGER C.E.O. のIGGY氏もこの映画についてブログを書いておられました!!

音楽は勿論、A Tribe Called Questの
ファッションもオシャレで観ていて面白いのではないかなと思っています★

洋服も音楽もROOTSがあるモノだと思っていますので興味がある方は是非!!


STH
by anthem076 | 2012-12-11 15:50